牛のこころ、人知らず

月曜日, 1月 04, 2016

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
今年初めての書込みですが、昨年はあまり書込みしていませんでしたので今年は、新たな取り組みを予定しているのでたくさん出来るかな?
さて昨年より取り組んでいた抗菌性資材はの1つである籾酢液は論文にして1月の学会誌に掲載されます。もう1つの抗菌カルシウムは、ラボでの結果から生産現場での試験をします。
しかし、12月に試験について具体化するために関係機関で打合せをしましたが、試験機関ではもともと衛生面でのバイオセキュリティを十分に行なっているために比較する試験gは難しいことがわかり、具体化する方法を検討する必要があります。
生産現場での抗菌試験では、条件設定が難しくターゲットにする菌種についても様々なためにとりあえず現場での総細菌数の減少が認められるかどうか程度しか出来ないかと思っています。
今、殺菌抗菌の問題を抱えている養豚場からコンサルの要望がありますので、これらの現場で行なえるかどうかなど幅広く検討が必要です。
ところで昨年から取り組んでいる糞尿処理もようやく目星が付きそうです。この問題は、30年来の課題でこの仕事を始めてからの解決出来ないものでした。
昨年より堆肥化を発酵処理ではなく乾燥処理による方法の模索を続けていましたが、12月になりようやく方法論が固まってきました。
こえれまで高周波利用を検討してきましたが、高周波ではコストが高くなり研究レベルでは面白いのですが実用的でなくて悩んでいましたが、熱処理でも超高温による乾燥化が可能になりました。
高温とは、おそらく5000℃以上です。これは、タングステンを溶解させるほどのねつを発生させることが出来る水素酸素ガス(OHMASA-GAS)を用いることで可能となりました。温度がおそらくと言っているのは、現在温度が測定できていないのでタングステンが溶解する温度が5000℃であることから推定しているものです。しかもこの水素酸素ガスは、簡易な方法で製造出来る(自家製造が)ことからコストも非常に安価に出来ます。
またこの装置から出来る中性電解水には、レジオネラ菌を殺菌する効果もあり畜舎での噴霧により抗菌作用も利用できるものです。
具体的にどのようにバナーを設置して乾燥させるかですが、ゼネコンによる汚泥処理装置などを参考に試験装置を製造予定です。またバナーの温度も直接測定できないことからプラズマなどを利用して測定する方法を検討中です。現在の推定では、容量が小さくても処理量は多く出来るのではないかと考えています。
もちろん国内だけでなく海外も視野に入れ開発となります。
早ければ、春ころには試験を出来るようにしたいですね。