牛のこころ、人知らず

火曜日, 3月 10, 2009

アグリビジネス

最近珍しく忙しくなりました。
「里山ビジネス」の組み立て(立ち上げかな?)に協力していることが原因なのですがー
「里山ビジネス」では、地消地産の農業のビジネスモデルを作ることです。
全国のいろいろな地域からの課題がたくさんあるのですが、地域の考えと実際にビジネスに
することは非常に難しいことです。
ただ単純にビジネスであれば、儲かる事をすればよいのですが、地域が活性化して
しかも農業(アグリ)がビジネスとして確立することが必要なので、無い知恵(頭の中身の問題?)
を叩いても出てこなくて困っています。
先日も会議である海草の利用についての議題で行われたのですが、この海草を飼料化すること
は、乾燥させて牛などの家畜に給与して結果を整理していけばよいのですが、水分が95%以上のもの
を乾燥させるコストがかかり家畜に給与できるコストになるかどうかが大きなキーポイントになる
のですが、よく聞くと海草の栄養成分がわからないで、鶏などに給与試験を準備しているとのことで
含まれているタンパク質のアミノ酸含量はわからない!季節によって(夏と冬)成分が異なる!など
よくわからないまま「何とかなりませんか?」と言われても「??????」
結局、成分値を改めて分析して再検討することになりました。
海草は、ミネラルが豊富で嗜好性さえよければ、繊維分もあり、ぬるぬる成分もあるので非常に
面白い素材なのでコストが安ければOKなのですが、もう少し時間がかかりそうです。

このビジネスモデル作りには、いわゆる「技術屋」さんが少なく、現場が分かる人がいないので
個人的に重宝されているのですが、かなり振り回されています。
しかし、一応4月には、国のプロジェクトの応募をすることになっていますので、しばらく大変そうです。

トホホ 
(愚痴になりました)