牛のこころ、人知らず

金曜日, 4月 01, 2011

お見舞い申し上げます

3月11日の東北地方太平洋沖地震と福島第一原発事故で被災された皆様とご家族、関係者の方と牛をはじめとして鶏、豚の動物たちにもお見舞い申し上げます。1日でも早い復興をお祈りしています。 今回の地震と原発事故は未曾有の被害となっています。地震から津波、放射線と次から次へと災難が押し寄せてきました。 特に福島第一原発は、未だに出口が見えずに放射線被害は拡大しています。昨日も福島県の牛肉から放射性物質が検出されており、食品衛生法の暫定基準値である1kg当り500べクレムを超える510べクレムが放射性セシウムが検出されたと発表されました。但し、他の地域よりも異常に高いために再検査をするとしています。私の近所にも福島より非難してきた家族がおり知り合いの家を転々としているそうですが子供が3名いて今後どうなるか非常に不安であると言っていました。 放射性物質が水道水にも含まれてきてうちの近所の浄水場(金町)でも確認されており水がスーパーにありまん。牛乳も詰め込む紙パックが茨城県内の工場が被災しために製造が出来ずに供給がされないために品不足になっています。また新潟からは、業者が米を買い占めており農協になくなってきていると言っていました。おそらく投機的な意味合いが強い感じがしますが、もし今年の夏に天候不順で米が不作になるか、放射性物質の拡散が広がれば作付け出来なかったり収穫物に蓄積したりすると米が不足する事態も予想しているかもしれません。このような状況でもただ儲けようとする輩は多いようです。 飼料業界も石巻、八戸、鹿島地区の飼料工場が被災して特に石巻は壊滅的です。鹿島、八戸は一部製造が始まりましたが、今後の原料供給体制次第になります。港に船が来て荷揚げできるまで大変です。このような状況で、各メーカーは北海道や鹿島などの工場より運搬して供給しているのですが、あるメーカーでは「余分な運賃をかけて運んでも運賃の上乗せして販売できないのであればやめろ」と言っていたところがあります。思わずこの会社は、一体誰に食わせてもらっているのかと腹立たしさを覚えました。 落ち着いたらこのような輩にメーカーが炙り出されて火あぶりの刑に処するしかないでしょう。