牛のこころ、人知らず

土曜日, 2月 05, 2011

それでもアルファルファを作ろう

アルファルファの問題点はあるのですが、日本では関東から西では条件が合えば作ってみませんか?
実は、昔アルファルファを作ったことがあるのですが当時はまだロールパックの機械も技術もない時代でしたのでサイレージと乾草にしなければいけないので結局挫折しました。
これは調製技術だけでなくアルファルファ草地の管理技術もよくわからなかったことも原因でした。
当時の牧草研究者の指導ではどうしても刈り取り時期が遅くなり刈り遅れていたことも原因です。
おそらく今も同じようなことを言っているようですが、現場では少し違っているようです。
それは、できるだけ早目に刈り取りを行うする方が草地維持ができるようです。

おそらく年間に5回~8回くらいの刈り取りをするべきかもしれません。
これはアルファルファは、茎が柔らかいので倒伏しやすいので倒伏する前に刈り取りを行っていけば雑草も少なく密度も確保できるために草地が長持ちすると思います。
この話は、アルファルファの単播のことです。
イネ科との混播は進めていません。
ところが、いわゆる暖地向けのアルファルファの種子の流通量はほとんどありません。
これは売れていないこともあるのですが種子メーカーもあまり関心がないようです。
そうであれば天邪鬼の性格では、“いっちょやたるかー”となります。
どうも日本人は横並びが大好きで他のメーカーがやればやるといったような風潮があり、このことは農業界にもあります。

もっとアイディアを出して差別化することも必要ですよね!