牛のこころ、人知らず

火曜日, 1月 03, 2012

新年ですね!

新年あけましておめでとうございます。
初詣は、例年同様に柴又帝釈天です。
柴又帝釈天は、日蓮宗の寺院で経栄山題経寺というお寺ですが、いつもことですがお寺なのに神社のようにお参りしている人がいました。
相変わらず多くの参拝者で参拝するのに一方通行になっていて午後3時ころに行ったのですが…………

昨年の夏以来の書き込みはではブログの意味はないでしょうかね?
夏以降は、ルーメンでの培養試験(In situとIn vitro)をアミノ酸ケーキを行ったり、イナワラの保存性試験や英文論文の投稿や原料学会の発表や統計学(ベイズ統計学について)のレポートなどをやり、ようやく正月3日間は仕事を考えなくて過ごしました。

最近の技術的話題としては、乳牛・和牛でも種付けが悪いことが現場では多くありますが、その一つとして飼料給与の影響で体がアルカリ化になると排卵して授精しても子宮に着床しないケースがあります。
この理由としては、タンパク質のルーメンでの分解性が高いとルーメンでのアンモニア生成量が多くなり血中に入ったアンモニアが体のpHを高めることが原因ですが、最近わかったのですが体のpHを高める原因としてカルシウムの給与量が多い場合にも同様のことが起こっているケースがあります。
実際には、カルシウムの充足率は、150%以上が多くあり現場でも多めに給与する傾向があります。
詳しいことは今からですが、肉牛ではカルシウム給与が多いと尿石症になり外見からわかるのですが乳牛や和牛繁殖雌牛ではわかりません。
しかし数例ですが、カルシウムが多い牛舎では生まれてくる子牛にオスが多いのも特徴です。

もう少し調査が必要でしょうが、この説はかなりの確率が高いかな?