暖かくなりした！

京都に久しぶり（昨年秋以）来きました。京都も桜は満開から散り始めていますが、観光客は思ったほど多くないようです。と言っても観光しているわけではないのでほんとうかどうかは不明ですが（いい加減男の典型？）京都大学での打合せの後、コンサルで回っているので観光とは縁がないのですが、出張に京都に行きますと近所の方に言うと「いいですね。いろいろ観光できてうらやましいですね！」と返されるのですが、一応「ええまあー」と言ってはいますが、ほとんど仕事ですから観光したりしません。（100％ではないですが）昨年から血液中のビタミンCについて調査を始めており、4月には2回目の調査予定でしたが震災の影響から調査を延期しています。震災を受けている地域も含めれているのでしばらく実施できないと思っています。一応1年間の季節性も含めて肥育牛の調査でしたが春の時期が出来ないともう1年行う必要が出てきました。これはビタミンCだけでなく、ビタミンA、Eも調査して関連性についても検討予定です。これらのことについて意見交換を行うために京都に行きました。コンサルの方は、夏場に向けての粗飼料給与のついてのことで、購入している輸入乾牧草の品質低下と価格高騰対策についてでした。またこのクライアントの現状で蹄に問題が多くなっていることと分娩後のトラブルが連続して発生している対策も行いました。具体的な内容は詳しく出来ませんが、夏場の粗飼料対策は近々アップする予定です。 観光はしていないが、ご近所に京都に行っているのがわかっているのでお土産を買わなければいけません。観光もしていないのにー観光もしていないのにー観光もしていないのにー財布が薄くなるグスン！

お見舞い申し上げます

３月１１日の東北地方太平洋沖地震と福島第一原発事故で被災された皆様とご家族、関係者の方と牛をはじめとして鶏、豚の動物たちにもお見舞い申し上げます。１日でも早い復興をお祈りしています。 今回の地震と原発事故は未曾有の被害となっています。地震から津波、放射線と次から次へと災難が押し寄せてきました。 特に福島第一原発は、未だに出口が見えずに放射線被害は拡大しています。昨日も福島県の牛肉から放射性物質が検出されており、食品衛生法の暫定基準値である１kg当り５００べクレムを超える５１０べクレムが放射性セシウムが検出されたと発表されました。但し、他の地域よりも異常に高いために再検査をするとしています。私の近所にも福島より非難してきた家族がおり知り合いの家を転々としているそうですが子供が３名いて今後どうなるか非常に不安であると言っていました。 放射性物質が水道水にも含まれてきてうちの近所の浄水場（金町）でも確認されており水がスーパーにありまん。牛乳も詰め込む紙パックが茨城県内の工場が被災しために製造が出来ずに供給がされないために品不足になっています。また新潟からは、業者が米を買い占めており農協になくなってきていると言っていました。おそらく投機的な意味合いが強い感じがしますが、もし今年の夏に天候不順で米が不作になるか、放射性物質の拡散が広がれば作付け出来なかったり収穫物に蓄積したりすると米が不足する事態も予想しているかもしれません。このような状況でもただ儲けようとする輩は多いようです。 飼料業界も石巻、八戸、鹿島地区の飼料工場が被災して特に石巻は壊滅的です。鹿島、八戸は一部製造が始まりましたが、今後の原料供給体制次第になります。港に船が来て荷揚げできるまで大変です。このような状況で、各メーカーは北海道や鹿島などの工場より運搬して供給しているのですが、あるメーカーでは「余分な運賃をかけて運んでも運賃の上乗せして販売できないのであればやめろ」と言っていたところがあります。思わずこの会社は、一体誰に食わせてもらっているのかと腹立たしさを覚えました。 落ち着いたらこのような輩にメーカーが炙り出されて火あぶりの刑に処するしかないでしょう。